アイチュウオタクの備忘録

愛童星夜くんとノアさんのファンで、I♡B推しです。

I♡BのオタクとMydestinyの話

このオタクの日記を読んでるおともだちは、「エモい」とこの半年で何回発言しましたか。

私はこの半年で一番「エモい」ものに問答無用でボコボコにされたのは「メサイア月詠乃刻」でした。エモーショナル男2人ワンダーランドの目玉ジェットコースターに2時間半乗せられ続けて意識を失ってる間にカテコが始まってたから、エモいと思ったかどうかも正直覚えてないけど…

 

エモいって言葉が流通してまだ日が浅いような気がするんですが、アイチュウでここまでのエモさを感じたのは初めてかもしれないって話からの日記です。

 

去る2018年7月16日東京国際フォーラムで開催されたLIVE!!アイチュウ ザ・ステージ〜Les quatre saisons 〜 

このセトリ、神セトリでしたが途中何か知らんけどひどいエモさで窒息死しそうなところありませんでしたか!?あった!

エモーショナルタイムの境界線は個人の判断に任せるとして、ピンク!パステル!ポップ!キュート!女児向けアニメの食玩についてるラムネか飴ちゃんかと思って間違えて食べちゃった!って感じのデザインや世界観の「アイ★チュウ」の可能性の魅力のひとつをまた見せつけられちゃったなぁとすごく嬉しいです。

 

爆エモタイムの中にあった、「Mydestiny」の話です。

 

私はI♡Bのオタクで、だいぶ最初の頃からI♡Bという箱が好きだったんですけれども。

その中でもMydestinyが一番大好きな曲です。

Mydestinyを好きな理由として言えるのは、「伝えようとするものが内に向いてるから」が大きい。

当時解放して、まあこの時も「なんて爆エモな曲なんだ…」と出張先のホテルのベッドでくたばっていたんですが。

他のグループが割と「こちら側」に手を差し伸べてきてる印象というか、「誰かへ」向けて言葉を発信してる感じがしていた中で(世の中の表現されているものの多くはそうだと思う 歌は特に)Mydestinyは「内に向かって」言葉を発して、自分たちの気持ちや今を伝えてきてる感じがした。

「作詞も作曲も演奏も歌も全部自分たちで完成させているバンド」というI♡Bの基礎スペックを前提に、今奏でたい音や言葉が、自分たちの友情やお互いを想い合う繊細な気持ちなんだ…。

そう思うと、17歳の強くしかし壊れそうな感情や時間に気持ちが震えまくってしまって、I♡Bめっちゃ尊いな…と使い古された言葉をリフレインしてしまって。大好きが加速しました。

 

という感じで私はMydestinyから感じる、I♡Bの「あくまで自分たちの時間に今一生懸命で、自我の形成や自分のルーツの肯定、それを踏まえた上でどう人と関わって大事なものをみつけるか、その道の途中」って感じの17歳等身大の素直で透き通る言葉と音楽にメロメロでした。メロメロです。

これも使い古された言葉だと、「箱庭感」を感じていて、いいなあと思ってた。今も思ってる。

 

ところがで、アイステージで朝陽が叩いた鍵盤から生まれたあの一つ目の音…あの音と共に始まった「プロデューサーのために選ばれた曲」の「Mydestiny」は、何やら私が思っていたその曲と、様子が違った!

先に言っておくけど決して悪い意味ではないです。

なんか…ほんとそのままの意味で「プロデューサーのために選ばれた曲」だった。

 

「僕達がこうして出会って今という時を紡ぐのは気が遠くなるほどの確率」

「さよならありがとうごめんなさいとそんな言葉暗くなった部屋の隅で吐いた」

「水の上をすっと滑るようにスライドあっという間だったまるで魔法だった」

「僕がたまに小さく呟いたフレーズ全部忘れずに集めてくれてたんだね」

「たまに嫌になって愛想つきかけて だけどだけど…」

「もう一度何度でも信じるよ君のこと」

 

全部17歳の今を生きる少年たちの自伝だと思ってた、ここは誰の言葉だろうか、ここは誰への気持ちだろうか…と。

けど様子が違った。不思議なくらいに「プロデューサー(私)への言葉」として入り込んできた。びっくりした。私が大好きで馬鹿みたいにリピートしてきたMydestinyの様子がおかしくて、私が思ってるものと違うものとして今目の前で「生かされている」ので。

上にあげた言葉を初め、振り付けや、楽器に縋るように、食らいつくように、この時を離すまいとするかのような演奏をするI♡Bの姿もあまりにもショッキングで、妄想こそすれど現実で起こるとあまりの光景にただ放心してしまった…。

あんまり言うと安くなるから言いたくないけど、宗教画かよ…と思った。やっとの思いでひねり出した気持ちがそれ!色気がない!!

そんな光景…視覚聴覚、嗅覚とかも使ったかもしれない。五感の色んなところをフル稼働させて、迎えるフィナーレ、突き抜ける言葉

 

「これからも僕のこと頼むよ」

 

さ、さ、さ、3周年、エターーーーナルーーーーーーー!!!!!!!

 

あまりの衝撃に泣くことも忘れた(ソワレでは泣きました)

総じてMydestinyはやはり少年たちの美しい箱庭の中の叙情を描いたものだと思うのですが、3周年、「プロデューサーに感謝を伝えたい」という場で聴くこの曲が、こんなとんでもない曲になるなんて…

「ココロハレルヤ!」がライブで化けた話も書いたんですけども、それに似た感じというか、その時々にあわせた活用法…ズルいな~!!と歯ぎしりをしております。まあもともとMydestinyが「こちら側に向いてる曲」だったんならこんなこと思わなかったんですが。

 

でも「私の運命」だよ!?I♡BメンバーにI♡B以上の運命ってどこにあんの!?(恋愛リズムアドベンチャーの概念を無視するオタク)

 

けどこの気持ち、3年という期間I♡Bとアイチュウを好きでいたから感じる感動だと思うんです。だからその意味でも今このタイミングでもってくるMydestinyはズルいし、「そういう意図」があってセトリに組まれた曲だろうな、と。やっぱりズルい。

 

これより先も、たぶんたまに愛想つきかけたりとかまるで魔法だったと感じることがあって、お互い「僕のこと頼むよ」と思いあえる存在でいてくれるんだなあ、I♡Bは…とおもい、ほろっ…と「I♡Bが大好きでよかったなあ…」とふわふわした気持ちになりました。

 

なんか地味だけどスペシャルなハッピーをもらったんだなと今噛み締めている。大好きのみで動いている。

 

この幸福を絶やさず、発展させ、還元させていきたいし、そうして巡りゆかなければ自分の命に関わるものに「アイ★チュウ」がなってきたし、そんなおともだちをたくさん見たので、末永く続くコンテンツにしていきたいですね。

 

いい話みたいになっちゃってあれだから濁すけど、全人類2D☆STARを読んでくれ~