アイチュウオタクの備忘録

愛童星夜くんとノアさんのファンで、I♡B推しです。

なぜココロハレルヤが超絶泣きの曲になったのか

LIVE!!アイチュウ ザ・ステージ〜Les quatre saisons 〜  後半、華房心さんの新曲として披露された「ココロハレルヤ!」が華房心のオタクじゃないオタクを2時間の中で一番泣かせた話。

 

もともと私は華房心さんのオタクではないし、属性としても彼女がもつものにヒットするものは特になく、初期からの「心ちゃん可愛いムーヴ」や第1回アイチュウアワードの結果についても「まあそうなるわな」と可愛くない感想を持っていた。

 

そもそもその時点でアイチュウアワードにあまりいい気持ちをもってなかった。「順位つけるのとかできるかクソが!」みたいな(なのでステのハッピーターン投票や絶叫アトラクション投票にも死ぬほど抵抗してた)まあよくあるテンプレ通りの反発でした。

 

「アイ★チュウ」の世界の中にある、かなり完成に近い、「アイドル」という存在に希望をもちその存在を愛し理解しているから、自分が愛され愛するための努力を欠かさない、アイドルとしてかなりリアリティのある人だという認識の枠を出ないオタク、というのが私と華房心さんの関係。華房心さんのエアプ勢です。

「アイ★チュウ」の世界を構成するキーパーソン的な扱いをしていないと言えば嘘になるような立場です。(推し以外に注意力が低いのでこういう愛し方をしているキャラクターは多い)

 

冒頭にも書いたように華房心エアプだけど「ココロハレルヤ!」が一番感情の堰が切れて感動してしまった。なぜ!?他にいくつもどうにかなる所はあったしまあ要所要所どうにかなってはいたんだけども。

 

数日考えて辿りついた結論として簡潔にまとまるものは「めちゃくちゃライブだったから」という理由。

 

ライブって不思議な空間なので、お家でイヤホンして聴いてた時とは違う音や違う空気がドバドバ殴りかかってくる。(ライブでアレンジや楽器が違うという場合も多々あるけど)

家や外出しながら音源を聴いてた方が「クる」曲もあれば、ライブで肌で聴くほうが「クる」曲もあるなと常々思います。

その現象が起きたと思うんです。「ココロハレルヤ!」で。

 

それで私はその「ライブで曲が化ける」の現象が「ココロハレルヤ!」で起きたこと自体に感動してるんです。

 

そもそも「ココロハレルヤ!」って、アイステージで披露されてる曲と性質が違う。

「ココロハレルヤ!」は華房心さんが、第1回アイチュウアワードで自身の「きゃわゆさ」筆頭の魅力で勝ち取った勝利によって作られた華房心さんだけのための歌で、この歌の存在そのものが彼女の「アイドルとしての強い魅力、力」を認め、主張していると思います。

ほかの曲も漏れなく大切な素晴らしい曲だしそれぞれにヒストリーがあるのがアイ★チュウの曲の素敵なところなんだけど、とにかく「ココロハレルヤ!」はわかりやすく存在の毛色が違う。

 

そういう曲が、音源で聴いている時に感じていなかった予想外の感動をライブ中におこして人を狂わせたこと…これはもうどこからどうみても「「「リアル」」」なんですよ!

 

ライブって、生き物がその時のみの奇跡やマジックを起こすことが最大の魅力で、「生き物に許されたエンタメ」だと思います。

だからどんなものでも生き物がやっている以上、ライブ形式のものに勝るものはなかなかないのでは、と思います。色んなアプローチや楽しみ方があるから一概には言えないけどね。

 

アイドルという偶像は、偶像であれど生き物で、「ファンと成長できる偶像」だと思うし、まあ私の薄いアイドルへのイメージはさておき「アイ★チュウ」というコンテンツについては「成長するアイドル」を見つめられることがセールスポイントといえるので、華房心さんにも「成長する姿」「変化する姿」をみてもいいし、リクエストしていきたい。

 

今を生き変化し続け成長していく華房心さんというアイドルが、今その時を生きてその時初出しの「マジック」を起こしたから、「ココロハレルヤ!」に華房心エアプ勢も大泣きしてしまったんですよ。

 

ライブという生き物だけに許されたエンタメで人に感動を与えた華房心さんは、本当に「今ここに存在する生きている人間」なんだよ。

 

二次元アイドルコンテンツ戦国時代、JPEGのままサービス終了していくアイドルもたくさんいるし、もしくは誰かにとってJPEGを抜け出したアイドルになったのにサービス終了に飲まれるアイドルもいる…

 

その過酷な波の中でたくさんの人に愛される「リアルを生きてると強い手応えがあるアイドル」になった華房心さんという存在にドキドキしてしまうし、華房心さんをアイドルとして肉付けしていってるのは他ならぬユーザーのオタク共の執着心なんだなあと思うと、彼女の存在にあまりにたくさんの人間の想いがのしかかり過ぎていてその圧に泣いてしまったのかもしれない…

 

あの5分に満たないパフォーマンスの中に、華房心という存在の強さや美しさがてんこ盛りでドキドキしたし充実を感じたなあ。そういう「なんて素敵なんだ!」と思った感情をリアルタイムにダイレクトにステージへ届けられるし、届けあいの合戦場みたいな所あるから、私はライブが大好きです。

 

アイステージ最初は不安だったし割と否定的だったんだけど、始まってみたら知らなかったアイチュウの素敵なところを掘り起こせたりしてとんだハッピーエンタテインメントだよね。

「最初からハッピーエンドの映画なんて3分あれば終わっちゃうだろ」ってポルノグラフィティも言ってた。その通りだよ!

 

疑ってみたり(ほんとに2.5とか大丈夫か?)不安だったり(売上とれてるの?キャスト変更あるの?)そして最後にキスでしめるのさ~!!

しめさせねぇよ!!!!4月楽しみだなあ!!